- 2013年07月28日
- 日記
介護タクシーでは、お客様のお宅に上がってベッドからストレッチャーに移乗していただく事も多いです。
その時にはお身体の状況によっていろいろな移乗の仕方があります。
病院や介護施設では3人以上の看護師やヘルパースタッフが皆で身体を持ちあげて移乗するのが基本。
救急車の隊員の方々も基本的には3人でやります。
しかし、その人数が足りない時はどうするか?2人の時、1人の時、様々な場合があります。
無理してスタッフが腰を痛めてもいけないし、とにかく無理をするのが事故の基です。
写真の青いゲジゲジのようなシートは「スライディングシート」と言います。その名も「のせかえくん」。
シートの裏側が滑りやすい生地になっています。
これを使うと、ベッドとストレッチャーの高さが揃えられれば、一人の力でもお客様をストレッチャーに安全に移乗してもらう事が出来ます。
手で持つ取っ手もついているので、お客様を持ちあげる時もバスタオルよりぜんぜん楽です。
介護タクシーの業務にはかなり便利なグッズ。こういうグッズも適宜利用して、安全な送迎に努めています。